[1年1シートのエクセル 兼 無料リブレオフィス用。マックやタブレットでも使えます。]
農業用シート[ 17_boki_no.xls 757 KB ]
不動産シート[ 17_boki_fu.xls 355 KB ]
一般用シート[ 17_boki_ip.xls 391 KB ]
取扱説明書(研修資料と演習例題).pdf [ H29_torisetu.pdf 5,620 KB ]
演習例題解答.xls [ H29_boki_reidai.xls 758 KB ]
旧版平成28年作成のシートはこちら(新版ではレイアウトを変更し、仕訳1000件に変わってます。)
【免責事項】申告やトラブルには使用者の自己責任でお願いします。実務で運用しており、マクロ・非表示・セル保護を一切やっておりませんので、マルウェア・ウィルスの心配はありませんが、誤りを発見してお知らせくださると喜びます。 互換性を保つためLibreOfficeのCalc(カルク)で作ってエクセル97-2003形式.xlsで出力しました。カルク形式.odsで運用するとファイルサイズが1/3になります。
《作者からのお願い》
「自ら記帳して青色申告できる」が目標の農業簿記研修会で、著作権(コピーフリー)や予算(無料)を心配せずに使えます。教材選択で悩める普及指導員やJA職員さんが、勝手に使うなり、パクって改造公開するなり、好きにしてください。有料市販ソフトや税理士法に悩まされない、スマート農家のお役に立つことを希望します。
最後に、普及員時代に秋田県内の農家の皆様から教えていただきましたノウハウをここに集大成し、公共の場でコンプライアンスを気にせず簿記講習や青色申告学習ができるようになったことを報告して、皆様に感謝申し上げます。
平成30年1月 お問い合わせ http://kimura-kazutora.sakura.ne.jp へ
《自分用のメモ》
■ブランド派 大手会計ソフト(3万〜6万円+毎年1万円、金額はamazon等を参考に適当に)
・弥生会計(3万円)、弥生の青色申告(1万円)
・ソリマチ農業簿記(6万円)と・みんなの青色申告(6千円)
■エコノミー派 安くても機能は同じジェネリックソフト(5千〜1万+毎年1万円)
農業や不動産、兼業に対応してなくても大丈夫。科目を変更して集計し所得分類別の指定用紙での印刷は国税庁サイトでok。
・らくらく青色申告、最初から申告科目でやるから使いやすい。山形県鶴岡市のベンチャー。
・ツカエル青色申告、見やすくスマートな画面で1行入力ができていい。サポート勧誘(有料)がうるさいが、サポート無しで快適にツカエル。
・やるぞ青色申告、かんたん青色申告、クラウド青色申告、使ったことはないがだいたい同じ機能でしょう。
■DIY手作り派 フリーの表計算シート(0円、ずーっとタダ)
・エクセル簿記/ExcelB.xls
ベクターでNo.1フリーシート、カイゼンのための保護解除マニュアルが有料。
元帳やタブ構成を参考にしましたが、入力が1行振替伝票の科目コード入力のみ。市販簿記ソフトの標準である仕訳辞書やリスト選択機能はない。郡山の算盤塾の先生作。
・申告簿記シート.xls【お勧め】
フリーソフトのエクセル簿記を参考に、仕訳辞書やリスト選択機能を付けてみました。(実用的には慣れるとコード入力の方が早いと思いますが...)但し市販ソフトのようなサーチキー、イニシャルキーによる科目や仕訳辞書の選択絞り込みが表計算ソフトの仕様でできません。(今後の課題か、マクロ対応ではシートの特色が無くなる。)
〈特徴1〉構造がシンプル。入力とデータは1シートだけで、仕訳データベースを合計残高試算表に集計しています。他5シートは参照表示だけなので削除してもかまいません。青色申告用に元帳兼現金出納帳が付いています。合計残高試算表から税務様式の損益計算書と貸借対照表が参照するシンプルな構造になってます。
〈特徴2〉件数を自在に拡大できます。取引仕訳は約千件(田んぼ農家だと150件で間に合う)、仕訳辞書は100件の表にしていますが、下方向に表をコピーして拡大できます。範囲はH28版では[数式/名前の管理]を使ってましたがシートコピー時に煩わしいいので、絶対位置に直しました。
〈特徴3〉難しい計算式は使いません。使った関数は勘定科目や仕訳辞書をコード番号から参照するVLOOKUP(,,,0)の完全一致参照と、合計残高試算表でSUMIF()で科目別の合計するところ、[データ/データの入力規則]機能でドロップダウンリスト選択くらいです。一番手間のかかっているのはデータ有無の表示調整でした。
〈特徴4〉税制改正に無料対応。印刷と固定資産管理は国税庁サイトでやりますので、無料で税制改正や様式変更に対応しています。(親方なので当たり前ですが、一応シートにも決算書、減価償却表を参考に付けてますが、国税庁サイトのものを印刷してください。)
毎年の税制改正を理由に市販ソフトはサポート料金を要求しますが、簿記シートはメンテナンスも一切お金がかかりません。インターネット接続料金はかかりますが必要経費で落としましょう。
〈特徴5〉オリジナル!。このシートの特徴は、世帯集計表に所得税とともに、負担の大きい住民税、社会保険料、専従者の税額のデータを集めてシミュレーションしながら、可処分所得(生活費に回せる金額)を出します。簿記の目的が青色申告のためという方が多いので、簿記だけでなく申告(所得税・住民税・消費税)まで勉強する必要がありました。計算式は、自分で納税資金の目安を出すための簡易なものですから、正確な税額は専門サイトや専門家の指導を受けてください。
新規就農や若い農業者向け研修で使用してみて、改良を続けています。不動産(自分用に作成)、一般(法人会計の勉強のため参考に作成)はオマケです。 これまでの研修は、はじめての農業簿記(ソリマチ農業簿記体験版CD付)を使ってましたが、研修終了後に6万円で正規版を買ってもらう営業が問題でした。
○その他リンク
・市販ソフト、自作シート、両方に共通のお勧め
よくわかる農家の青色申告(800円) (1回買うとしばらく使える。)
無料リブレオフィスのエクセル互換の表計算ソフト「カルク」
申告メニューのPAD図(フローチャート)の見方